腸まで届くラクトフェリンと届かないラクトフェリン

ラクトフェリンは今さまざまなメーカーから、いろいろなタイプのサプリが出回っています。そんな中でも気になるのが、「腸までそのまま届くラクトフェリン」と、特にそれを重視していないものがあることです。さて、そこにはどのような考え方の違いがあるのか、考えてみましょう。

 

ライオンと森永乳業による見解の違い?

特にラクトフェリン研究でトップクラスと言われているライオンと森永乳業の中でも、腸まで届くラクトフェリンに対しての見解が別れています。他のメーカーもこの二つのどちらかの見解と同じ商品となっています。ライオンは内臓脂肪低減のサポートにラクトフェリンが大いにかかわっていることを世界で初めて発見・発表し、世界中のラクトフェリン研究に貢献しています。
また森永乳業も1960年からラクトフェリンの研究を続け、1986年には世界で初めて森永乳業の粉ミルクにラクトフェリンを配合したことでも知られています。このように世界的にもラクトフェリンの研究では世界的に知られている両社が、ラクトフェリンの扱いについて大きく見解を分けているのです。

 

見解の違いについて

ラクトフェリンは鉄と強力に結び付く機能タンパク質でとても酸化が早く、酸や熱にはとても弱い成分です。特に口から入れるラクトフェリンサプリは胃の中で胃酸に分解されてしまう率も高く、胆汁などにも分解されやすいと言われています。
ライオンでは生乳から抽出した状態をそのままのかたちで腸まで届けることが、ラクトフェリンを感じるためにはとても重要だとしています。しかし森永乳業では胃酸などに分解されたラクトフェリンはラクトフェリシンという成分に変り、毎日の元気のサポートには問題がないとの見解を持ち、特に腸までそのままの状態で届くことを重視していません。
「分解されても他の成分となって、より元気のサポートが期待できるのだ」という見解と「やはり本来のラクトフェリンをそのままの状態で腸の中で活躍することが重要なのだ」という見解の違いのようです。この二つの違いはどちらも正しいことであり、それぞれの研究によって出した答えだと思います。あとは摂取する側のメーカーに対する信頼度や、自分なりの思いで決めることになりそうです。

 

腸までそのままの状態で届けるためには

ライオンをはじめとする腸までそのままの状態で届けることを重視したラクトフェリンメーカーのサプリは、殆どの場合腸溶タブレットを使用しています。例えばライオンの場合はライオン独自のコーティング技術によって、腸まで溶けにくい腸溶タブレットを使用しています。他にも自社あるいは他社製の腸溶タブレットを使用しているのです。