牛乳からラクトフェリンを摂る?

ラクトフェリンは摂取したいけど、サプリからでなく牛乳からでも摂取できるのでは? という人もいるようです。しかし牛乳からはちょっと難しいかも知れません。もう少し牛乳とラクトフェリンの関係を調べてみましょう。

 

ラクトフェリンは牛乳から

現在ラクトフェリンサプリは、牛乳から抽出したものが使われています。詳しく言うと牛の生乳から抽出したものです。牛乳から抽出する方法はメーカーによって違うようですが、それぞれの技術で生乳から抽出しているものです。もちろんメーカーによっては抽出したものを、専門工場から購入しているメーカーなどもあります。もともとラクトフェリンは哺乳類の母乳に多く含まれており、もちろん人間の母乳にもたくさん含まれています。つまりわたしたちもお母さんの母乳に含まれているラクトフェリンを、十分摂取して育っているわけです。

 

牛乳からは難しい?

牛乳から抽出している成分であっても、現実に牛乳から摂取するためには幾つかの条件が必要になります。その条件はラクトフェリンの性質に関係しており、空気に触れると酸化しやすいことや熱に弱いということにもあるようです。
そのため生乳から摂取するなら絞りたてであることが条件になります。そして新鮮な絞りたての生乳の場合は、100mlに対して約20mgのラクトフェリンが含まれていると言われています。1日300mgのラクトフェリンを摂取するには約1500mlを毎日飲むことになり、これはなかなかできないことではないでしょうか。
加熱牛乳の場合は鮮度だけの問題でなく、加熱によってラクトフェリンは消失してしまいます。そういう意味では低温処理の牛乳ならまだ少し残っていますが、その含有量は生乳の半分以下になるので、1日に3000ml以上の摂取が必要になります。これもあまり現実的ではありません。

 

他の食品からも

他にも実はラクトフェリンが摂取できる食品があります。それは熱処理されていないナチュラルチーズです。チーズの種類によっても多少差はありますが、チーズ100gに対して30mgのラクトフェリンが含まれていると言われています。そこで1日300mgのラクトフェリンを摂取するためには900gのチーズを食べる必要があるわけです。チーズ900gはまず無理ではないでしょうか。またバターにも少量含まれていますが、1日の摂取量を摂ろうとすれば、大変なことになりそうです。

 

だからサプリがおすすめ

結局、牛乳から抽出した成分であっても、牛乳からは摂りにくいということなのです。当然乳製品からも摂取しにくいということであり、サプリからの摂取が一番楽に摂れるということになります。ラクトフェリンのサプリにはラクトフェリン単体のものや、さまざまな成分が配合されているタイプなどさまざまです。自分にあったもの、気に入ったものを選んで摂取するといいのではないでしょうか。